当院では、歯科診療に力を入れています。
犬猫では歯周病が多く、次いで歯が折れる、乳歯が抜けずに残ってしまっている等のトラブルも割と多い印象です。
たまに、ペットの口の中を覗いてみてください。
もしわかりづらければ・・・👇
こんな症状はありませんか?
以下のような症状が見られたら、歯の病気の可能性があるかもしれません。
・口が臭い
・口を痛がる
・グルーミングをしなくなった(特に猫ちゃん)
・歯ぎしりや口を鳴らす
・口を開けたり触られたりするのを嫌がる
・顔の周りを前足でこする
・オモチャで遊ばなくなった
・あまり嚙まずに食べるようになった
・柔らかい食べ物を好むようになった
・攻撃的になった
・鼻水やくしゃみがある
・ドロッとした鼻水、または鼻血が出る
・歯茎が赤い/血が出た
・頬が腫れた
・歯石が気になる
よくある症状の例
※気管挿管後の写真です。
診察の流れ
口を直接触る前に、まずは詳しくお話をお聞きします。
痛い場所にいきなり触れると痛がってしまい、その後の診察に協力してくれなくなる可能性があるので、直接口を診るのは最後に行いたいです。
顔の様子、体の状態をチェックしてから、触れるようでしたら口の状態を確認します。
それでも、痛がってしまい、触ることができない子も、そこそこいます。
状況によっては、口の中の診察に鎮静/麻酔が必要な場合もあります。
トラブルの内容と程度に応じて、どのような診察や治療がよいかを、私たちと一緒に考えましょう。